みどり
2011.04.20
少し前のことなのですが、
朝のタイムズスクエア。
観光客で賑わうこのスポットもお店オープン前の時間は落ち着いてたりします。
定位置までカートを引っ張ってお店の準備をするストリートベンダー。
イエローキャブに混じってこれから観光ツアーへ出発する赤バス。
ビッグサイズのコーヒー片手に出勤する人。
昼間にむけて賑やかになるちょっと前の光景です。
そんなタイムズスクエアでみかけた広告。
スクリーンの掲示板から日本語で書かれたメッセージが目に飛び込んできました。
日本への支援活動が活発に行われるなか、世界中から人が集まるこの場所からも日本へ向けてのメッセージ配信。
この時交差点のド真ん中には、
林が出現。
街の真中で森に来た気分。
これ、ニューヨークに100万本の木を植えようと言うムーブメントなんです。
最新の情報が常に配信されているイメージの強い街ですが、
古いものを大事にし、環境配慮への活動も活発に行われてるNY。
どんな大きな事をするにも必ず初めの一歩があるんですよね。
一歩を踏み出す人が多ければ多いほど大きなムーブメントになってくる。
ニューヨークに居ると、そんな参加意識を持つ人が本当に多い事に気付かされます。
そういえば去年ニューヨークの夏も相当蒸したんですが、
道沿いの木陰がかなり癒してくれたのを思い出しました。
風にふかれてカサカサする葉っぱの音も
暑い日にはだいぶ気分を和らげてくれますよね。
今週は少し体調がよくなくて家にいる時間が長かったのですが、窓から見る木々の様子が一日一日変わっていくのをじっくり観察でき、思いがけない「けがの功名?」でした。若葉の季節、いいですね~!
そんな時にほんとにタイムリーな「みどり」のタイトル!
ニューヨークの緑というとすぐに自然いっぱいなセントラルパークが浮かびます。でも、たしかにミッドタウンなどには街路樹はあまり見かけないかも・・・?
100万本、とはすごい数ですが、それだけの木が茂ったら見た目にも実用面でも更にすばらしい街になりそう!
エコ意識が高そうでも、意外と節電とかには興味が無さそうに思えるニューヨーカーの皆さんにも、(間違ってたらごめんなさい)「もっとみどりを!」