The Great Jack O'Lanterns Blaze
Jack-o'-Lantern(ジャック-オ-ランタン/ジャックちょうちん)のお話をしましたが、今回は4000個ものかぼちゃランタンが飾られたハロウィンイベントBlaze(ブレイズ)をご紹介します。
このお祭りは、毎年10月上旬から11月上旬のハロウィンシーズンにかけて、マンハッタンを北に1時間ほど行ったところにあるSleepy Hollow(スリーピー・ホロウ)という町で開催されています。
映画好きの方なら気付かれたと思いますが、あのティム・バートン監督の映画「スリーピー・ホロウ」の舞台になった街で開催されるのです。
このかぼちゃランタンは、地域の人々やスポンサー企業からボランティアを集い、ケービング(彫刻)されています。
ケービングは楽しそうなイメージですが、たいへんな力仕事とのこと。
それでは、芸術作品の数々をご紹介致します。
その迫力が伝わればいいのですが、、、
まずは、骸骨の周りを囲む柵や地面を這うヘビ。
これらはいくつものかぼちゃをつなぎ合わせて作られています。
いかにも!な、かぼちゃランタン。
家にも置いておきたいかわいさです。
細かい模様のかぼちゃランタン。
出来上がるまでに、いったいどのくらいの時間がかかったのでしょうか。芸術作品そのものです。
まだ続きます。
こちらももちろんかぼちゃです。
恐竜がエサを食べているようです。
後ろには転んでいる恐竜が!細かい、、、
たくましい、、、
きのこ畑があったりしました。きのこの妖精も。
果てしなく続くランタンの列!吸い込まれてしまいそうです。
締めくくりは見事に組み立てられた迫力満点の恐竜たち!
気づけばすでに深夜の、見どころ満載のBlaze(ブレイズ)でした。
車をお勧めしますが、Metro NorthハドソンラインのCroton駅で下車しても行くことができます。
秋も深まる夜に、お勧めのハロウィンイベントでした。
The Great Jack O' Lantern Blaze
Van Cortlandt Manor, Croton-on-Hudson, N.Y.
http://www.hudsonvalley.org/events/blaze
Winter season!?
日付は10月29日。雪が降っています。ここはどこでしょうか・・・。
ニューヨーク市内です!
昼だというのに、只今気温1℃です。
10月にもかかわらず、記録的な寒波で初雪がふりました。
街全体が、とても寒そうです。
消火栓も、
自転車も。
ハンドルとサドルには、簡易雪よけをつけもらっています。
すると、さらにつわものが!
ランナーです!
この寒さと雪の中を走るニューヨーカーたち。
寒そうです・・・。
夜には至る所に、落書きされた車が駐車していました。
いよいよ冬の到来!寒い季節がやってきます。
Jack-o'-Lantern
みなさん、ハロウィンの代名詞、Jack-o'-Lantern(ジャック-オ-ランタン/ジャックちょうちん)のお話をご存じですか? これは昔のアイルランドのお話だそうです。
ハロウィーンの夜には、あの世とこの世の境がなくなるので、たくさんの悪魔たちが人間に取り付きにやってくるといわれています。
あるハロウィンの夜、ジャックという酒飲みで、ウソをつく、乱暴な男が悪魔に出会いました。
悪魔はジャックの魂を取ろうとしましたが、ずるがしこいジャックは「最後の酒を飲ましてくれ」、と悪魔に懇願し、悪魔をお金に化けさせ、お財布に閉じ込めてしまいます。困った悪魔は、10年間はジャックの魂を取らない約束をして解放してもらいました。
10年後、悪魔はジャックに出会いましたが、ジャックは再び悪魔をだまし、悪魔は困ってしまいます。
今度はジャックの魂を永遠に取らない契約を結びました。
しばらくして、ジャックが天寿を全うした時、天国へ向かいましたが、今までのウソや日頃の行いが災いして天国に入ることができませんでした。
そのため、しぶしぶ地獄へ向かいましたが、永遠に魂をとらない、という悪魔との契約があるため、ジャックは地獄にも入れません。
ジャックは元来た道を引き返すことにしましたが、真っ暗でどこを歩いてよいかわかりません。
見かねた悪魔が、地獄で燃える魂の火をかぶに入れ、ジャックに持たせたのがJack-o'-Lanternの始まりだといわれています。
このお話がアメリカに伝わるとかぶからぼちゃになりました。
アメリカではかぶが珍しく、かぼちゃがたくさん採れるため、かぼちゃでちょうちんを作るのが一般的になったようです。
次回は、ハドソン川地域では最大級のかぼちゃのフェスティバル、Blaze(ブレイズ)について書きたいと思います。
何千個もの彫られたかぼちゃが飾られたこのフェスティバルは、かなり見ごたえありです。乞うご期待!
Halloween season
ハロウィンの季節がやってきました。アメリカでは、クリスマスに次ぐイベントで、
約50%もの人がお祝いをするそうです。
毎年10月31日に行われていますが、ニューヨークでも待ちきれない様子です。
街はハロウィン一色です。
SOHOにあるDean and Delucaでは超巨大かぼちゃが収穫されたようです。
このかぼちゃでJack-o'-Lantern(かぼちゃちょうちん)を作りましょう。
ハロウィンの夜に恐ろしい仮装をするのは、家のまわりを徘徊し人間にとりつこうとする悪霊達が、その姿を見て驚いて逃げるようにするためだったとか。。。NYではあちらこちらにこうしたお店ができます。
悪霊を追い払うための仮装なのか、悪霊そのものに仮装しているのか、もうごっちゃになっています。どの格好でパレードに参加するか思案中です。
由来など知らなくても楽しめてしまう懐の深さも魅力で、やってみると面白くて、
癖になってしまいます。NYでは来週にかけてさらにヒートアップしそうです!
Brooklyn Bridge
今日はブルックリン橋を歩いて渡りました。
ブルックリン橋は、ロウワー・マンハッタンとブルックリンのダンボを結ぶ、世界初の鋼鉄のワイヤーを使った吊橋なんです。
Down Under the manhattan Bridge Overpass(マンハッタン橋のたもと)はダンボ(DUMBO)と呼ばれ、思い思いの秋の午後を楽しみ方があります。
バナナを食べたり、
一人で凧揚げをしたり。
ブルックリン橋は、観光拠点だけではなく、ローカル道路として要な役割を果たしています。
歩行者道路には、こんな標識も。。。
矢印と違う方向に、そっちじゃないですよ。
自由の女神を望みながらの散歩は、ニューヨークの思い出になります。
2008年5月に125周年の式典が行われたブルックリン橋。補強工事のため、ところどころカバーで覆われているのが残念ですが、2014年には完了するとのこと。
歩くのには、ダンボ側からの出発がおすすめ。マンハッタンのビル郡を眺めながら、ニューヨークにいる実感ができます。