BIG GAY ICE CREAM SHOP
このところ30度を越える日が続き、日差しも強い、すっかり夏のニューヨーク。
そこで今話題のアイスクリームを取材に。その名も「BIG GAY ICE CREAM SHOP(ビッグ ゲイ アイスクリーム ショップ)」。
そのイメージ通り、2人の男性によってスタートしたアイスクリームショップ。元々ストリートトラックで販売していたところ、大人気となり、去年の夏お店をオープン。
店内にはユニコーンがディスプレイされていたり、
レインボーカラーのロゴ入りオリジナルTシャツが販売されていたりと、ゲイをイメージするものがたくさんあります。
メニューも手書きのレインボーカラー。さて、アイスクリームですが、
「American Globs(アメリカン グローブス)」を注文。バニラのソフトクリームにシーソルトがかかっていて、その上から歯ごたえのあるプレッツェルが入ったチョコレートがコーティングされています。
タイムアウトでベストニューストリートスイーツに選ばれ、ザガットでも高得点を得るなど、土日には行列ができるほど。
ボリューム満点なのに、シーソルトの塩加減とプレッツェルの歯ごたえがアクセントとなり、意外とさっぱりで、美味しく1つを完食。
10個買えば、1つただでもらえるスタンプカード。この夏ですぐにポイントが溜まりそうです。
夜中の12時までオープンしており、真夏の暑い夜にもぴったりのアイスクリームです。
Big Gay Ice Cream Shop
125 East 7th Street
Tel: (212) 533-9333
Kill Devil Hill
ブルックリンで最も北に位置する「Greenpoint(グリーンポイント)」。古くから造船業と貿易で発展し、ポーランド系の人種が多く住む異国情緒あるエリアに「Kill Devil Hill(キル デビル ヒル)」というお店があります。
2008年にDJでもあるオーナーカップルが、1940年代より以前のアメリカにあった「ジェネラルストア(日用雑貨店)」をコンセプトとして、昔ながらの日用雑貨や食品、地元アーティストの作品を取り揃えています。
1940年代のスタイルを提案しているカルフォルニアのバーバーショップ「Hawleywoods(ホーレーウッズ)」のオリジナルポマード。
オーナーの父親が作っているという、ハワイ産のボディオイルと石鹸。すべて自然の素材を使用し、ハーブの香りで虫除け効果もあるそうです。
ヴィンテージやロックンロールをコンセプトにしている ニューヨークのブランド「Dollsvill(ドールズヴィル)」のマリンテイストのボウタイ。
一点モノのヴィンテージアクセサリーもこのお店らしいセレクション。
この瓶は「Genie In A Bottle(ジニー イン ア ボトル)」と呼ばれるブレンドオイル。魔法のランプの妖精を連想させるネーミングが魅力的で、何種類も集めたくなります。
ブルックリンで手作りされているソーダシロップは、ハイビスカス、ラビッジ(せり科のハーブ)、ジンジャーと個性的な3種類の味。これからの季節はカキ氷にかけても美味しそう。
こんな遊び心のあるアイテムも。「Rubber Band Shooter(ラバー バンド シューター)」はピストルの形をした輪ゴムを飛ばせるオモチャ。
古き良きアメリカと新しいものが上手くミックスされたお店です。
Kill Devil Hill
170 Franklin St, Brooklyn, N.Y. 11222
Tel: (347) 534-3088
www.killdevilhillbrooklyn.com
Bakeri
ウィリアムズバーグにある小さなベーカリー「Bakeri(ベーカリー)」をご紹介します。
ヨーロッパにあるような雰囲気の店内には、ショーケースやテーブル、食器まですべてアンティークで揃えられています。
ブリオッシュ、ケーキ、ライ麦のパンなど約20種類近くが日替わりで並ぶとのこと。
特に人気があるのが、サンドイッチ。運がよければまだパンが温かいこともしばしば。この日もほぼ売り切れていました。
お店の奥にあるキッチンで毎日作られているとのこと。ペイストリーに使うジャムや、パンに使うバターまで手作りだそうです。
レジ横には、やはりマストブラザーズのチョコレートが売られていました。
店内のサインは手書きで、温かみを感じさせます。
店の奥には小さなバックヤードがあります。
こんな天気のいい日はゆっくりと過ごしたくなります。
アメリカの古い映画の中に出てきそうなクラシックなベーカリー、味も雰囲気もどこか懐かしい温かみのあるお店でした。
Bakeri
150 Wythe Avenue, Brooklyn
Tel: (718) 388-8037
www.bakeribrooklyn.com