Birch Coffee at The Gershwin Hotel
2012.08.07
真っ赤な壁に、白いオブジェが突き出すユニークな建物は、フラットアイアン地区にある「The Gershwin Hotel (ザ ガーシュウィン ホテル)」。
ホテルのロビーには有名なアーティストの芸術作品が飾られています。
アメリカのキャラクターや写真、商品パッケージを切り取ってコラージュしているのはMichael Albert(マイケル・アルバート)の作品。
こちらはなんとアンディー・ウォーホール本人直筆サイン入りキャンベルスープ缶!オーナーがコレクターであり、追悼パーティーがホテルで行なわれたことでも有名らしいです。
そんなアーティスティックなホテルに併設されているのが「Birch Coffee(バーチ コーヒー)」。いつも若者で溢れている人気店です。
店内が混雑している時は、2階にライブラリースペースも設けられており、コーヒーと共にゆっくり読書や勉強ができます。
コーヒーショップのマークはBirch(バーチ)、つまり「樺の木」です。コーヒーの味は、アメリカらしいマイルドで、少し酸味もあって、夏には飲みやすい味でした。
雑誌にもよく掲載されているニューヨーカーのお気に入りアイスコーヒー。テイクアウト用で、値段が20ドル、飲み終わった瓶を持っていけば再度補充して15ドルです。
ニューヨークでしか買えないコーヒーグッズはお土産にもお勧めです。
レジ横にはこんな手書きのボードも。「今日の頭の体操。水に浮く唯一の"ロック(石)"はなんだ?」お分かりになりましたか?
アートとコーヒーが同時に味わえるスポットです。
Birch Coffee
5 East 27th Street
Tel: (212) 686-1444
GRAND CENTRAL MARKET-2
2012.08.03
前回に引き続き、グランドセントラルマーケットをご紹介します。こちらはグランドセントラル駅のロゴ。実は2013年に100周年を記念して、新しいものに変わるそうです。長く親しまれてきたこのロゴも今年が最後かも知れません。
さて前回に続きまして、「Spice and Tease (スパイス アンド ティーズ)」。店名の通りスパイスとお茶の専門店です。
お茶のコーナーには、フルーツやスパイス、花などを組合わせたものが100種類近くあるそうで、馴染みのある玄米茶や煎茶もありました。
こちらはいい匂いが漂うスパイスのコーナー。ベストセラーは「Special Fish(スペシャルフィッシュ)」。ターメリックとタラゴンがベースのブレンドで、ただお魚の切り身に振りかけて焼くだけで、一味違った料理になるそうです。
この看板は、、、前々回にご紹介したチーズショップ「Murray's Cheese (マレーズ チーズ)」。ここにもありました。
駅という立地上、持ち帰りに便利なサイズのパック詰めされたサラミや生ハムも種類が充実しています。
現在N.Y.に4店舗ある、ビジネスマンのランチに人気のお惣菜「dishes(ディッシーズ)」。
フレッシュな材料で作られる季節ごとのメニューがお勧めです。グランドセントラル駅には地下のフードコートにも店舗があり、サンドイッチやスープを買う事も出来ます。
ニューヨークに9店舗あるコーヒーショップ「Oren's Coffee(オレンズ コーヒー)」。実はオーナーのオレン氏はコーヒーショップをオープンするまで、N.Y.の有名デパート、サックスフィフスアベニューで働いていたそうです。
そして、エンパイアステートビルディングや自由の女神の形をした大きなチョコレートが飾られているのは、90年もの歴史があるニューヨークの老舗チョコレート店「Li-Lac Chocolates(ライラック・チョコレート)」。
最後にもう1つ魚屋さんがありました。「Pescatore Seafood Company(ペスカトーレ シーフード カンパニー)」。先日ご紹介したワイルド エディブルと比べるとこちらは、ちょっと高級な感じ。ロブスターやキャビアなども売っています。お勧めされたのは、
フレッシュソフトシェルクラブ。まだ生きていてはさみをバタバタさせていました。グルメの方必見です。
グランドセントラルマーケットにある全店をご紹介させていただきました!ニューヨーカーの食卓だけでなく観光の方もN.Y.の食生活を体験できる、楽しく美味しいスポットです。
GRAND CENTRAL MARKET-1
2012.08.01
世界で一番大きい駅、グランドセントラル。その中には様々なショップやレストランがあります。今回はその中の1つ「Grand Central Market(グランドセントラルマーケット)」をご紹介します。意外と知られていませんがN.Y.の有名店が軒を連れているのです。
レキシントンアベニュー側から、赤い看板が目印の「Eli Zabar(イーライ ゼイバー)」ベーカリー。マンハッタンには、このイーライさんが経営するスーパーマーケットやカフェなどがたくさんあります。特にベーカリーは人気だとか。
五輪のマークを施したクッキー。そしてイエローキャブやメッツのクッキーも勢ぞろいです。今はN.Y.でもオリンピックの話題で持ちきりです。
そしてベーカリーの向かいにあるのが、イーライ ゼイバーのベジタブルショップ。
このマーケット内にあるお店はすべて看板があり、それも見どころの1つになっています。
地元で採れた果物や野菜は、どれも新鮮味があり美味しそうです。仕事帰りのスーツ姿の男性もよく購入しているのを見かけます。
奥に進むと、「Wild Edibles(ワイルド エディブルズ)」と手作り感満載の看板がありました。なんのお店かといえば、
魚屋さんです。この魚屋さん、マンハッタンのマレーヒルにもお店があり、そこでは魚を購入出来るだけでなく、小さなレストランも併設されており、自分で選んだ魚をその場で調理してくれます。
迫力のある、ダイナミックなディスプレーもマーケットの楽しみの1つ。魚が1列に並んで、こちらを見ています。いつも目が合うとか。
その魚がにらむ先には、イタリアの食材を中心とする精肉店「CERIELLO(チェリエロ)」があり、
その奥には、コーシャーベーカリー「ZARO'S(ザロズ)」があります。コーシャーというのはユダヤ教の食事規定に従った食品と言う意味で、卵やバターなどが使われていないパンなどが売られています。
まだまだ続きます。次回も引続きグランドセントラルマーケットをご紹介。