2025.09.10

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「バーバパパ」と土から生まれるアートの世界 ~特別なコラボワークショップを国立工芸館で開催しました~

8/10(日)、石川県金沢市にある国立工芸館で「想いをぎゅっと やきものワークショップ」を開催しました。

  

  

今回はバーバパパが絵本で誕生してから55周年、そして国立工芸館が金沢にお引越ししてから5周年という、どちらもお祝いの年!土から生まれたバーバパパと、土を使ってつくるやきもの…そんなぴったりな組み合わせがきっかけで、このステキなワークショップが実現しました。
当日は、32人の小学生たちが参加。講師は陶芸家であり日本藝術院会員にもなられた十一代 大樋長左衛門(おおひちょうざえもん)さん。まずは土にふれる前に、そっと心を落ち着かせて、大切な人を思い浮かべる時間からスタートしました。土に触れるだけじゃなくて、人や自然とのつながりを感じながら作品づくりに向き合ってほしいという先生のやさしい気持ちがこもっています。
  

子どもたちは1キロの土を使って、前半は茶碗づくり、後半は自由に作品を制作しました。茶碗づくりでは形を作るのに苦戦する子もいましたが、ひとつひとつが個性的で想いがぎゅっと詰まったあたたかみのある作品ができあがりました。

  

  

  

自由制作では、動物やキャラクターの置物をつくったり元気が出そうな模様にチャレンジしたりと、アイデアがどんどん広がっていきました。にっこり笑顔で土にふれる時間は、子どもたちにとってとても楽しいひとときだったようです。

  

今回使ったのは、普段の砂場の土とはちがうしっとりとした特別なやきもの用の土。触って楽しい、作ってうれしい、そして誰かを思うやさしさに気づける…そんなバーバパパとの素敵な時間になりました。

  

  

>>国立工芸館について、詳しくは こちら

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