Smithsonian National Museum of Natural History
ワシントンのことはブログでご紹介しましたが、今回は好きな人にとっては、とっておき!のものをご覧頂きたいと思います。場所はスミソニアン国立自然史博物館からで、部屋を暗くしてお楽しみください。
この博物館はその名の通り自然の歴史の展示がされています。が、この博物館、目玉はなんと言っても、宝石。写真はアメリカンゴールデントパーズ。大きさはなんと22,892.5カラット!4.6キロの重さがあり、世界で一番大きい宝石の1つです。
さあ、ココからが本番です。こちらは23.1カラットの世界最高品質、最大級のルビーです。ビルマで取れた最高品質のルビーの色は、「鳩の血液」とも言われ、赤から赤紫にかかるような奥深い色をしているのが特徴です。
こちらのサファイアは423カラット、世界で最も大きいカットされたサファイアの1つで、大きさはなんと卵と同じくらい!その透明な青さに思わず吸い込まれそうです。
この飴玉のようなダイアモンドのイヤリングは、あの有名なマリーアントワネットに属したものだそうです。思わず目が眩みそうです。ここからダイアモンドが続きます。
こちらのネックレスとティアラはナポレオン1世が皇后であるマリア・ルイーザに贈ったもの。ティアラは結婚時に、ネックレスはナポレオン2世誕生の際に贈られたもの。当時の煌びやかな王室の様子が目に浮かぶようです。
だんだん目がチカチカしてきました。こちらのシャンパンのような色のネックレスは比較的新しいものだそうで、ハリウッド映画などで良く着用される一品。もちろんこちらもダイアモンドです。
こちらがこの展示の中でも一番有名な「ホープダイアモンド」。10億年以上前に150キロ以上の深海で形成された45.52カラットのブルーダイアモンド。このダイアモンドは別名「呪いの宝石」とも言われ、手にする者を不幸にすると言い伝えられており、これに纏わる話が多くあります。
その他映画「タイタニック」に登場する「碧洋のハート」と呼ばれるネックレスのモデルだそうです。土台が回転していて、角度によって色が移り変わっていくので見ていて飽きません。虜になってしまう気持ちが少しわかります。
眩いばかりの美しさだけでなく、その宝石の成り立ちや、歴史を学ぶとより一層楽しめるコーナーでした。目の保養にワシントンにお越しの際はぜひ。
Smithsonian National Museum of Natural History
10th Street and Constutution Avenue Northwest,
Washington,DC,20013
Tel:(202) 633-1000
http://www.mnh.si.edu/
コメント