10月29日にN.Y.を襲ったハリケーン「サンディ」。ダウンタウンは暗闇に包まれていました。

翌日、駅の浸水で地下鉄は全線がストップ、

信号までも消えています。

街のいたるところで木が倒れていたり、

セントラルパーク近くの90階建ての高級アパート建設現場では、クレーンが折れ曲がったりと、サンディの強風を物語っています。

そんななか、停電を免れたお店や銀行では、誰でも携帯電話の充電ができるように配慮されていたり、

停電しているレストランでも、あたたかい飲み物や、冷蔵庫の食材をバーベキューにするなど、付近の住人に提供していたりしていました。

日曜に行われる予定だったニューヨークシティマラソンもキャンセル、

ランナー達は、それならとボランティアをしたり、2,000人以上が自主的にセントラルパークを4周(約40キロ）走るイベントに参加したりしたそうです。

多くの人々の助けで、もとのニューヨークに戻りつつあるように感じます。