Macy's Flower Show
NYはやっと春らしくなってきました。マンハッタンの公園では近くで働く人がそれぞれの時間を過ごしています。
ところでマンハッタンの春といえば、老舗百貨店メーシーズの「フラワーショー」です。1946年から毎年行われているこの企画は街の風物詩にもなっています。
今年のテーマは「Brasil: Gardens in Paradise(ブラジル:ガーデン イン パラダイス」。いつもは店内で行われますが、現在メーシーズが大改装中の為、巨大テントにて行われていました。
テントのなかは、春というよりはトロピカルな夏のブラジル。
今回のマスコットは、ブラジルの国鳥でもあるオオハシ。なんと全て植物で出来ています。
ちなみに、メーシーズの地下のお土産コーナーでも販売されていました。
トロピカルな植物たちが、いかにも南国の雰囲気を盛り上げます。
人工の滝や
テラスらしき建物も、ブラジルにいるような気分です。
今年のフラワーショーは3月25日~4月7日まででしたが、毎年恒例行事のイベントなので、来年も楽しみです。
MACY'S
151 West 34th Street
Tel: (212) 695-4400
http://www.macys.com/
Smithsonian National Museum of Natural History
ワシントンのことはブログでご紹介しましたが、今回は好きな人にとっては、とっておき!のものをご覧頂きたいと思います。場所はスミソニアン国立自然史博物館からで、部屋を暗くしてお楽しみください。
この博物館はその名の通り自然の歴史の展示がされています。が、この博物館、目玉はなんと言っても、宝石。写真はアメリカンゴールデントパーズ。大きさはなんと22,892.5カラット!4.6キロの重さがあり、世界で一番大きい宝石の1つです。
さあ、ココからが本番です。こちらは23.1カラットの世界最高品質、最大級のルビーです。ビルマで取れた最高品質のルビーの色は、「鳩の血液」とも言われ、赤から赤紫にかかるような奥深い色をしているのが特徴です。
こちらのサファイアは423カラット、世界で最も大きいカットされたサファイアの1つで、大きさはなんと卵と同じくらい!その透明な青さに思わず吸い込まれそうです。
この飴玉のようなダイアモンドのイヤリングは、あの有名なマリーアントワネットに属したものだそうです。思わず目が眩みそうです。ここからダイアモンドが続きます。
こちらのネックレスとティアラはナポレオン1世が皇后であるマリア・ルイーザに贈ったもの。ティアラは結婚時に、ネックレスはナポレオン2世誕生の際に贈られたもの。当時の煌びやかな王室の様子が目に浮かぶようです。
だんだん目がチカチカしてきました。こちらのシャンパンのような色のネックレスは比較的新しいものだそうで、ハリウッド映画などで良く着用される一品。もちろんこちらもダイアモンドです。
こちらがこの展示の中でも一番有名な「ホープダイアモンド」。10億年以上前に150キロ以上の深海で形成された45.52カラットのブルーダイアモンド。このダイアモンドは別名「呪いの宝石」とも言われ、手にする者を不幸にすると言い伝えられており、これに纏わる話が多くあります。
その他映画「タイタニック」に登場する「碧洋のハート」と呼ばれるネックレスのモデルだそうです。土台が回転していて、角度によって色が移り変わっていくので見ていて飽きません。虜になってしまう気持ちが少しわかります。
眩いばかりの美しさだけでなく、その宝石の成り立ちや、歴史を学ぶとより一層楽しめるコーナーでした。目の保養にワシントンにお越しの際はぜひ。
Smithsonian National Museum of Natural History
10th Street and Constutution Avenue Northwest,
Washington,DC,20013
Tel:(202) 633-1000
http://www.mnh.si.edu/
Blue Bottle Coffee
サンフランシスコ発のブルーボトルコーヒー。米国では、多くのコーヒー通の方がスターバックスに行くなか、注目のコーヒーショップです。
ブルーボトルコーヒーは元クラリネット奏者のジェームス・フリーマンが2001年に始めたコーヒーショップ。始めは、ファーマーズマーケットに行きワゴン車でコーヒーを売り始めたのが話題になったとか。ちなみにブルーボトルとは、ウィーンにある西洋初のコーヒーショップの名前に由来しているそうです。
今回は、ブルックリンのBerry St.にあるお店。
今年2月には、マンハッタンのチェルシーに新しい店舗もオープンしています。
店内に置いてあるのは、京都から取り寄せた水出しドリッパー。アイスコーヒーには「Kyoto」という名前が付けられていました。
ブルーボトルコーヒーのこだわりは、焙煎してから48時間以内の豆しか使わないこと。
この店舗では、オーガニックのコーヒー豆を店内で焙煎しています。
人気が出ても、一つ一つ手で淹れるというポリシーは変わらず、オーダーしてから3~5分かかるので、混雑時には長蛇の列ができています。
こうしたこだわりがクチコミで人気を呼んでいるように感じます。
味は、スターバックスに比べるとマイルド。アメリカ人好みのコーヒーだと感じました。
コーヒー通の方はNYに来た際には飲み比べをしてみてはいかがでしょうか。
Blue Bottle Coffee
http://www.bluebottlecoffee.net/
[Brooklyn]
160 Berry Street, Brooklyn,NY
tel:718.387.4160
[Chelsea]
450 West 15th Street,New York,NY